道士VS妖術師の戦い【霊幻道士3】あらすじ&感想

「霊幻道士3 キョンシーの七不思議」

霊幻道士3 キョンシーの七不思議

「霊幻道士3」の作品情報

原題:霊幻先生
製作年:1987年
製作国:香港
監督:リッキー・ラウ
製作:レイモンド・チョウ、レナード・ホウ
出演者:ラム・チェンイン、リチャード・ン、ビリー・ロウ、ルイ・フォン、ホー・キンウェイ、ウォン・ヨォクワン
上映時間:94分

「霊幻道士3」のあらすじ

インチキ悪霊退治で荒稼ぎする半人前の道士ミン。
ある日、腕利き道士ラムと出会った彼は、道士としてのあり方を諭され、すっかり改心してしまう。
そして、ミンはラムと共に、女妖術師率いる盗賊団との戦いに参戦。
激しい死闘の末、女妖術師にとどめをさすが、恨みを残して死んだ彼女がやがて恐るべき悪霊となって蘇る!

「霊幻道士3」の感想

19世紀の中国を舞台にした「霊幻道士」シリーズの第3弾です。

前作の現代を舞台にした作品も面白かったのですが、キョンシー映画はやっぱり昔の中国を舞台にした方が雰囲気が合っていますね。

静かで奇妙な音楽と古い映画のような映像で始まる今作は、なんだか不気味な雰囲気が漂っています。
僕は小学生の頃にこの『霊幻道士3』を見たことがあるのですが、映画の始まりが怖くて、最後まで見れませんでした(笑)。

今回は前2作と違って、グロテスクな描写が多いのが大きな特徴です。
怖いというよりも気持ち悪いシーンが結構あるので、人によっては見ていられないかもしれません。

もう一つの特徴はキョンシーがキョンシーらしくない!

キョンシーの兄弟であるダイボウとサイボウは、キョンシーというよりも幽霊にしか見えません。
人間みたいに普通にしゃべるし、感情もあるし、動きが普通の人間そのもの。
この2人は手を前につき出して、ピョンピョン跳ぶことはありません。

ダイボウとサイボウ

ダイボウは怖がりで気が小さいという変わったキョンシーで、ルイ・フォンが演じています。
サイボウは『霊幻道士2』で子供キョンシーを演じていたホー・キンウェイなんですが、メイクの違いのためか、『霊幻道士2』の時よりも今作の方がかわいらしいですね。

このキョンシー兄弟とグルになって、お金を稼いでいるミン道士(リチャード・ン)は、まぬけな詐欺師みたいな男。
でも、根っからの悪人ではなく、意外といい人なんです。

道士VS妖術師の戦いがメインのストーリーなんですが、今回も腕の立つ道士の役はラム・チェンインです!

今回の道士は弟子に対して、妙に厳しくて冷たい。
そして、荒っぽい面もあるので、『霊幻道士』の先生とはだいぶ違います。

ラム・チェンイン

弟子の一人が女妖術師オーボー(ウォン・ヨォクワン)に殺された時、悲しむことなく非常に冷静なので、「いくらなんでも冷たすぎるでしょ!」って感じです 。

人としてはどうかと思う面もありますが、道士としてはとにかく強くて頼もしい!
「これぞ霊幻道士!」といった感じでいろんな法術を駆使して、妖術師たちと戦います。

銭剣が光って「スターウォーズ」のライトセーバーみたいになったり、壺で妖術師の霊を吸い込んだり、おしっこをかけたり(←これは法術じゃないけど)、いろんな技が繰り出されます。

個人的にはオーボーとの最後の戦いで見せた、大きな筆が面白い武器でカッコよかったですね!
大きな筆の詳細については書きません。
気になる方はぜひ映画を見て下さい!

そして、ラム・チェンインと共に3作全てに出演しているビリー・ロウは、またしても嫌な奴!
この人にはこういう役しか回ってこないのでしょうか?
ハマり過ぎなので、見る側にとっては問題ないんですけどね。
それにしても、今回はいつにも増して嫌な奴です(笑)。

ビリー・ロウ演じるキョンジャイは、仲間に対して態度がでかいし、なぜかミンとキョンシー兄弟(ダイボウとサイボウ)に嫌がらせをします。
「一体何なの、こいつは!」と、見ていて腹が立つ人もいるでしょう。

キョンジャイは性格が悪いだけでなく、お調子者でまぬけです。
妖術師の動きを止めている時に調子に乗って、ピンチになります。

調子に乗ってピンチになるという展開は、もはや「ビリー・ロウのお約束」と言ってもいいでしょう。

この作品は、始めの方は怖い映画だなと思わせておいて、どんどん怖くなくなっていきます(笑)。

後半に出てくる天ぷらキョンシー、そしてラストに流れる気の抜けた音楽はとてもホラー映画とは思えません。

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